12月3日 服が無いのでお好み焼きを食べる

誠如吾心(誠に吾が心の如し)(「夷堅志」)

冬になってきました。冬も冬で着る服がありません。蓑をかぶって暮らします。

冬はこんなかっこいい服で出かけよう!透明性が向上して、君への解雇規制が解除されるかも。

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宋の時代のこと、蘇州の天啓観という道教のお寺に廬を結んだ道士がいた。

披一蓑衣、坐臥不易。妄談頗驗。凡瘵者、与蓑草服之、立瘉。不与者、疾必不起。

因称之蓑衣真人。

彼はもと淮陽の書生で何立(あるいは何中立)といい、

一旦焚書裂冠、遁。

そして、いつのころからか、蘇州に棲みついていたのである。

南宋の孝宗(在位1162~89)が側近の璫贄を遣わして

問、不言所求。

微妙な問題について、方向性だけでも訊こうとしたのである。

何立掉首曰、有華人即有蛮人、有日即有月。

「はあ」

璫復命。

「むむむ・・・」

孝宗は唸った。

誠如吾心。

蓋所求者、恢復大計、中宮虚位両事也。

すなわち、①チャイナ民族の南宋帝国があれば、異民族の大金帝国もあって、それは両立したままでいるしかない、しばらく和平を保つように、②太陽(皇帝)が存すれば月(皇后)も存すべきで、早いとこ立后するがよい、という答えだったのである。

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南宋・洪邁「夷堅志」再補(清・張岱「夜航船」巻十四所収)より。冬の服については明日以降考えることにして、今日はむかしの知り合いとお好み焼きを大量に食う。誠に吾が心の如し(まことにわしが心で求めていたことじゃ)。

お好み焼き食っている間に韓国で何かやばいことが起こっているみたいです。戒厳令? 明日になったらもっと情報入ってくるかな。

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