11月25日 動物のように飲み食いして眠る

天憫重労(天、重労を憫れむ)(「宣室志」)

飲み会。会場、地下鉄、帰ってきてPCの前、それぞれ爆睡。昼間も居眠りしてたのに、どうしてこんなに眠いのか。

ドウブツは眠っているときが一番シアワセでにょろ。おまえさんたちも、眠るために生きている、と考えればいいのだにょろん。しゅっしゅっ。(←舌を出し入れする音)

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隋の時代(西暦581年~618年)、長安の興福寺に十光仏院というという建物があり、

其院宇極壮麗。貞観中、寺僧以其年祀綿遠、慮有摧圯。

調べてみると、隋の時代から扉が閉じられたままになっている。内部も相当傷んでいるものと推測された。

即経費計工、且欲新其土木、及将毀撤。既啓戸。

計画が定まったので、中を片づけようとして、衆僧を集めて、

既啓戸。

その中には、

見有蛇万数、連貫其地、蟠繞如積。

ヘビたちは、「しゅうしゅう」と音を立てながら、

揺首呿喙、若蚕噬之状。

おもしろい表現ですね。

寺僧大懼、以為天憫重労、故仮霊変。

於是不敢除毀。

その後また長い年月が経った。興福寺そのものも何度か建て直しされており、この建物がどうなったのか、今となってはわからない。

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唐・張讀「宣室志」巻十より。なんだかよくわからない読後感が、いかにも伝説ぽくていいではありませんか。それにしても、あんまり眠いので、ヘビのようにわだかまり、にょろにょろして寝てしまう。起きたらヘビになっているかも。もうめんどくさいから冬眠するか。

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