11月16日 空腹だとバリウムも一気に飲むのに

何所復憂(何をかまた憂うるところぞ)(「抱朴子」)

地震などで危険な国土に何故住んでいるのだろうか。老害への批判も強いし、もういなくなる方がいいのかも。

焼き物の赤い色も丹砂の力だ。

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イヤなら出て行け、というのが今の論調なので、イヤなら昇天するか、と思う人もいると思います。昨日、「昇天の薬」というものがある、と紹介しましたが、あまりにも重要なのでもう少し研究してみます。

仙人或昇天、或住地、要於倶長生、去留各従其所好耳。

復還丹金液之法、若且欲留在世間者、但半済而録其半。

半分残すなんて、普通できません。飲み食い始めたら満腹中枢が満足するまでがつがつと摂取してしまうのが我らの定めですが、半分で止められるというのですから、「金液」はおそらく「不味い」のでしょう。

若後求昇天、便尽服之。

半分飲んだ人は、

不死之事已定、無復奄忽之慮。正復且遊地上、或入名山、亦何所復憂乎。

彭祖が言うに、

天上多尊官大神、新仙者位卑、所奉事者非一、但更労苦。故不足役役於登天、而止人間八百余年也。

昨日の彭祖の言葉は五百歳ぐらいの時の発言と推定されましたが、今日は八百歳を超えた時のようです。最晩年ということになります。

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晋・葛洪「抱朴子」内篇「対俗第三」より。不死が約束された上で地上で楽しく暮らすとは、仙人は既得権益の側です。改革が必要だ。我らにも金液を支給する必要があるのでは。

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