11月15日 1日3時間しか働かない?

不求聞達(聞達を求めず)(「神仙伝」)

いかにケインズさまのご予想でも、富の分配や足るを知るなどの前提作業をしないと労働時間は短くならないのでしょう。100歳ぐらいになったら3時間でも許されるかも。

こんなので煮込んでもらったら天上世界に行けるかも。

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100歳なんて無理だ、と言っている人は、努力が足りないんです。数百歳まで生きた人はたくさんいるんです。

白石先生者、中黄丈人弟子也。至彭祖時、已二千歳余矣。

というのである。いつごろ生まれたか計算してみてください。でも縄文土器よりは新しい?

この人は、

不肯修昇天之道、但取不死而已、不失人間之楽。

天上以上の人間世界での楽しみ、とは何であろうか。野球を観る、人を陥れる、美味いものを食う、タカラヅカ観に行く・・・といったところが考えられますが―――。

其所拠行者、正以交接之道為主、而金液之薬為上也。

彭祖(当時五百歳ぐらい?)が訊いた、

何不服昇天之薬。

そんな薬があるみたいです。

白石先生は答えて言った、

天上復能楽比人間乎。但莫使老死耳。天上多至尊、相奉事更苦於人間。

だから昇天をせずに、人間世界に生きながらえているわけだそうだ。

時の人々は

呼白石先生為隠遁僊人。以其不汲汲於昇天為仙官、亦猶不求聞達者也。

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伝・晋・葛洪「神仙伝」巻二より。ホントだとしたらこれはがっかりですね。天上の楽しみは人間世界以下だ、というのです。どんな楽しみかな? さぼる楽しみが人間世界以下だと一日〇時間ぐらい働かされるのかも。
しかもおえら方相手の面倒が人間世界以上? これでは、天上のおえら方の耳に名前が届く必要はありません。天上は回避して、地下(根の国)や海中(ニライカナイ)を目指した方がいい。

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