11月14日 日本女性の声は世界一高い????

其崩必疾(その崩るるや必ず疾し)(「後漢書」)

新聞など読まないのですが、内容を紹介してくれる奇特な人がいるのでありがたい。日本女性の声は世界一高い、と〇日新聞が(識者がこう言っていると)主張しているようですが、この理由はさすがにムリでは・・・と思いましたが、物言えばくちびる寒し、じゃ。我ら匿名者は、識者たちに聞き取られることのないように、低い声で語らねばならない。

すいか男は確かに弱そうなので、声は甲高そうではあります。

・・・・・・・・・・・・・・・

今日は新宿で美味いメシ食って腹いっぱいになった。帰り道に地下鉄の中で眠り、帰ってきてPCの前で眠り、目が醒めてきました。しかしまた眠い。どうなっているのか。
閑話休題。美味いものを食うと、「あと何回メシが食えるのだろうか」と考えてしまいますよね。

折像、字・伯式人は広漢のひとなり。父親が亡くなった時、

有貨財二億、家僮八百人。

「貨財二億」の単位がよくわかりませんが、とにかく莫大だったようです。

彼の人となりは

幼有仁心、不殺昆虫、不折萌牙、能通京氏易、好黄老言。

「京氏易」は京氏が伝えた易のことで、普通の「周易」とは違います。

親から財産を引き継ぐと、

感多蔵厚亡之義、乃散金帛資産、周施親疎。

「多蔵厚亡の義」とは、「老子」第四十四章を観よ・・・と言われてもめんどくさいでしょうから、一番下を見てください。

あるひとが諫めて言った、

君三男両女、孫息盈前、当増益産業、何為坐自殫竭乎。

答えて言った、

昔闘子文有言、我之逃禍、非避富也。

―――闘子文とは何者か。「国語」楚語にいう、

闘子文は楚の成王(在位前671~前625)の重臣で、何度か地位や財産を棄てて逃げ出そうとしたが、その度に、

王止而後復。

あるひとが子文に訊いた、

人生求富而子逃之、何也。

子文は答えて言った、

夫従政者、以庇人也。人多曠者、而我敢富、是勤人以自封也、死無日矣。

つまり、

我逃死、不逃富。

とあります。

みなさんも考えてみてください。

・・・元に戻ります。

折像は言った、

吾門戸殖財日久、盈満之咎、道家所忌。今世将衰、子又不才、不仁而富、謂之不幸。

牆隙而高、其崩必疾也。

と。

「おお」

智者聞之咸服焉。

その後、

自知亡日、召賓客九族飲食辞訣、忽然而終。家無余資、諸子衰劣如其言云。

おしまい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「後漢書」巻八十二上「方術列伝上」より。うーん、この人の行動のどこが「方術」(不思議な魔術)なのかと頭を傾げてしまいますが、予知の超能力があった、ということらしいです。わたしも「これから悪いことが起こるかも知れんぞ」という予知能力とか、「こいつはみんなにニコニコしているが、もしかしたらおれには悪意を持っているかも知れんぞ」というテレパシー能力とか、軽い超能力は持っていると思います。だが、あと何回メシが食えるかはまだわからないのです。

(参考)「老子」第四十四章は以下の如し。

名与身孰親。身与貨孰多。得与亡孰病。是故甚愛必大費、多蔵必厚亡。

わかってもらえましたか? つまり、

知足不辱、知止不殆、可以長久。

ためになる言葉ではありませんか。熟読玩味すべし。

ホームへ
日録目次へ

コメントを残す