与梅同痩(梅と同じく痩す)(「酔古堂剣掃」)
わしは痩せない。

おいらみたいに超音波で話すと、表面的には友だち減るよ。
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明のころの人が言うには、
与梅同痩、与竹同清、与柳同眠、与桃李同笑。
梅と同じく痩せ、竹と同じく清く、柳と同じく眠り、桃李と同じく笑う。
梅のようにほっそりし、竹のように清らかで、柳のように眠っているかと思えば、桃や李のように笑っている。
(そんな女性がいたら、)
居然花裡神僊。
居然として花裡の神僊なり。
そのままで、花の中の女神さまだろう。
そりゃそうだ。
与鶯同声、与燕同語、与鶴同唳、与鸚鵡同言。
鶯と同じく声(こえ)し、燕と同じく語り、鶴と同じく唳(な)き、鸚鵡と同じく言う。
うぐいすのような声を出し、ツバメのように(ぴーちくと)語り合え、鶴のようにむせび泣き、オウムのように主張できる。
(そんなやつと出会えたら、)
如此話中知己。
かくの如ければ話中に知己ならん。
そんなやつがいたら、初対面でも百年の友のように話しあえそうだ。
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明・陸紹珩「酔古堂剣掃」第七「韻」より。明の末の文人男性は、「妻をめとる」と「友を選ぶ」の二つに、かなりの大人になるまで興味津々です。その後の人生は地位の獲得と土地への投資に貪欲。たいてい失敗。おそらく半分ぐらいは家庭が苦手。なんとなく百年の知己になれるかも。
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