観タマ記 令和6年10月1日

令和6年10月1日(火)1800(1951)~2104 横濱スタジアム
セントラルリーグ 横濱DeNAベイスターズ対廣島東洋カープ
廣島 001 000 000    1
横濱 000 300 00X    3
主審 西本  一塁 市川  二塁 村山  三塁 本田

カープの状態、聞きしにまさるすごさですね。逆転された後、本当に何もしない打線なのには驚いた。特に目をみはったのは、八回の表、この回出てきた伊勢が一人アウトとったところで故障交代、左腕の巨漢・ディアスが出てきました。横須賀で見たやつで、おもしろいんですが、コントロールはアバウト。廣島の秋山が3-1から右飛、次の矢野は四球を選びましたが、代打・磯村が3-1から遊直で終わり。このチームの少なくとも打線は、「勝つこと」ではない別のことを目指しているのがひしひしと感じられた。苦しんで負けているのかと思っていましたが、ただ負けているだけ、なので、お客さんには勝ち負け以外何も残っていません。
普通、疲労などでチームの調子を崩したとして、最悪の状況は二週間、それで体力を戻すか新戦力を入れて「勝ち方」を発見しはじめる、と言いますが、一か月間同じことを繰り返してセリーグ記録作ったベンチの責任は重いと思いますよー。おれ知らんよー。

ベイスは野球をしているのですが、もう一方はただアウトを重ねていくだけなんで試合になっていないんです。昭和25年のカープにもできなかった月間敗北数だそうですから、わたしが何十年か見てきたけど、こんなに元気のないチーム見たことなくても、おかしくないですよね。

野球の「試合」ではないので、今日はこれを食いに来ただけのような感じ。カープは菊池と大森の守備にいいのがあったが、「試合」ではなく守備練習でもしてるだけのような気さえしました。

ベイスが「試合」をしているのがなんか独り相撲のようにさえ見えます。相手がいないんです。

試合終了。横濱での試合はこれで最後だというのでカープがレフトスタンに挨拶。わたしが確認できたかぎり、拍手しているのはベイスのファンだけですよ。

ノルマとして見るにはちょうどいいかも。

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