9月22日 男性更年期障害などでやる気無し

不若負粟者(粟を負う者に若かず)(「墨子」)

男性の更年期障害についてはこちらを参照されたい。二十年ぐらいこれで苦しんでいることが判明した。凡人には、重いものを背負って遠い道を行くなど、できるはずがないのである。東京ではイヌネコも飼えない生活なので、もうすべてを放り出してそろそろ終わりにする。

人間どものみなさんのツラい人生の伴走者として、ともに走り抜ける愛玩動物でわん。しかし飼えないアパートなどもあるでわん。また、高齢男性には譲渡されないのが一般である。

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戦国の時代、墨子先生がおっしゃった。

今有人於此、負粟息於路側、欲起而不能、君子見之、無長少貴賤、必起之。

何故也。曰義也。

今為義之君子、奉承先王之道以語之。

その思想によって、混濁の世を救おうというのである。重い荷物を背負って、立ち上がろうとしているようなものだ。

ところが、世俗のひとびとは、

従不説而行、又従而非毀之。

則是世俗之君子之視義士也、不若視負粟者也。

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「墨子」貴義篇より。戦国の時代と違って、現代は俵を背負っている人もいませんが、そんなのを背負ってて立ち上がれなくて困っている人を助ける人もいないと思います。世俗のひとびとは、夜となく昼となくカナリアのような心地よい声で、「自助」と「自己責任」を唱えておられます。

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