観タマ記 令和6年8月28日

令和6年8月28日(水)1800(1955)~2221 ZOZOマリンスタジアム
パシフィックリーグ 千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズ
埼玉 300 000 000 000    3
千葉 100 001 010 001X   4
主審 山口  一塁 本田  二塁 長川  三塁 石山

先月からかかっていたシゴトが二つ、今日終わったので、当日券を(ネットで)買って幕張まで行ってきました。到着したときはもう七回表で、これは短い時間で一試合稼げるぞ、むふふ、と歪んだノルマ的感情だったのですが、最終的には、「今年一番考えさせられる試合」になってしまった。
ライオンズはここまで、マリンに15戦全敗中です。七回まで、ルーキー隅田ががんばって一点リード、あと二回でついに連敗脱出・・・という状態だったのですが、それに立ちふさがったのがライオンズ投手陣だった。
八回セットアップに出て来た平良が四球の走者を背負ったものの二死三塁まで取ったところで、落ちる球がワンバウンドして捕手取れず、ワイルドピッチで同点に。
その後12回まで進み、16戦目にしてついに「全敗」を免れるか、というところまで来たのですが、ポータカハシが二死まで取って一三塁にされ、コーチがマウンドに行って一呼吸置いて、おもむろに投げたポランコへの一球目が捕手の2メートルぐらい向こうへ投げた大暴投。これで三走藤原が還ってサヨナラに。劇的というコトバを本来の意味で使うとこんな結末になるのでは。
これで16連敗です。ちょっとすごいですね。

球場ついたらもう七回、マリン攻撃前のコアラ登場だ。

黒くてぎらぎらする気持ち悪いもの、を食べているように見えますが、上海やきそばです。普通のものです。量は少ないが体重は増えるだろう。なにしろ空気吸ってるだけで現状維持、水でも飲めば体重増だ。

同点になってしまいましたが、ライオンズファンは心は折れない(というか折れた人はもう来てない)。いまの正しい応援方式は選手名の入ったタオルをたたんで積んでおき、選手登場時に掲げて選手名をコールする、というもの。ファームの試合でもやってるからすごい量のタオルが売れているんです。
この彼は登録選手分28枚を持ってきており、そこからラインナップ9人と登板中の投手のタオルを常に積んで、抜き出して対応している。選手交代があると入れ換えています。実に立派である。しかし、客観的に見て、タオル買わせておいてこんな編成をした西武球団は許されるものではないであろう。

試合終了だ。あまりの呆気なさにうずくまるレフトは蛭間。ネットにしがみつくファン、怒りをぶつけるファンなど、本当に考えさせられた。一番悪いのは二回以降追加点とらない打線ですけどね。

ライオンズなんだかんだで11安打してるんですよ。マリンは7安打。12回表、無死一二塁で源田初球バント三塁アウト、西川2球目二ゴロ併殺チェンジは、あまりのことに鳥肌立った。こんなの見てしまったらもう明日は観タマなんかできません。

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