6月11日 今日は多忙で昼間居眠りできず

我本無家(我、もと家無し)(「東坡詩集」)

昼間居眠りできなかったので、今PCの前で居眠りしていました。また夜が更けてまいりました。

もとから家が有る人は、でんでんむしであろう。わたしどもはナメクジよりは高等である。

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大隠住朝市、小隠入丘樊。
丘樊太冷落、朝市太囂喧。
不如作中隠、隠在留司官。

唐・白楽天が言っております(「中隠」詩)が、わたしも考えた。

未成小隠聊中隠、可得長間勝暫間。

我本無家更安住、故郷無此好湖山。

ということで、現状維持しておきます、という詩でした。

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宋・蘇東坡「六月二十七日、望湖楼酔書五絶」(六月二十七日、望湖楼に酔いて書く五絶)第五首(「東坡詩集」所収)。まだ六月二十七日にはなっておりません。それに旧暦ですから、まさに一番暑い時節、もうすぐ夏も終わりのころだ。東坡先生は現状維持でいいが、われわれは夏の終わるころまでには住むところを見つけたいものである。

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