6月10日 時の記念日ということは金の記念日ですか

為人亦苦(人たるもまた苦し)(「右台仙館筆記」)

体重増えすぎて、呼吸するのも苦しいんです。

こんなふうに何でも食べてるわけではないんです。なのに・・・。

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清の末ごろのことですが、福建・杭州の保安橋のほとりに、最近馮なんとかという人が屋敷を買った。

屋外尚有隙地、謀築牆囲之。

畚挶已具、是夕聞窗外鬼哭声甚悲。

「ああ・・・うう・・・おお・・・」

その泣き声を聞いて、馮家の主人は言った。

鬼哭何為。為鬼誠苦、為人亦未始不苦也。

と。

その言葉が終わるや、

窗外鬼歎息而去。聞者毛骨悚豎。

「悚豎」とは「悚(おそろ)しくて」毛が「豎(さかだ)つ」こと。

ああおそろしかった。

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清・兪樾「右台仙館筆記」巻五より。今日は「時の記念日」だそうですが、時が経てども相も変らぬ人の世の苦悩でございました。

ところで、この霊鬼は何者であったのだろうか。後日談がございます。

次日掘土築牆、於土中得四屍。蓋粤寇陥城時死此者。

乃悟鬼預知明日将為人所掘、惟其毀傷暴露、故先告哀於人也。

四体の関係も、この地との関係もわからなかったが、馮氏の主人は、

為買棺改葬之。後無他異。

だそうです。めでたしめでたし。ハッピーエンド?でした。森林環境税のからくりも岡本全勝さんのHPでよくわかったし、気持ちよく寝られるぞ。

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