5月13日 本体はぴんぴんしてるんですが眼精疲労

白首無成(白首にして成す無し)(「陶淵明集」)

まあ、しようがないですよ。

いじわるとか考えるときだけは元気なのじゃ。

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栄木、念将老也。

「栄木」は今の木槿(むくげ)のことだそうです。

日月推遷、已復九夏。総角聞道、白首無成。

「九夏」というのは、夏の三か月、九旬(九十日)をいう。「総角」は総髪を左右に分けて髷を結い、二つの角のようにした髪型で、元服前の少年の姿である。なお、これを近世朝鮮語で読んだ「ちょんが」が日本語に入って未婚者を呼ぶ隠語となった。

そこで、歌を歌いますよ。

采采栄木、結根於玆。

晨燿其華、夕已喪之。

人生若寄、憔悴有時。

静言孔念、中心悵而。

悲しくなってきました。以下略。

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晋・陶淵明「栄木并序」(栄木のうた、并(なら)びに「序」)より。もうがんばってもしようがないですよね。若いころにさえがんばらなかったんだから。

でも、上のあと三十行ぐらいあって、最後はこう言って終わります。

脂我行車、策我名驥。

もう一度出発するのだ。

千里雖遥、孰敢不至。

ムリしてはいけません。明日から休もうっと。

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