8月29日 もう体力底ついた

不成霖雨(霖雨を成さず)(「蓬窗日録」)

残暑というには暑すぎる。

おいらが悪いことにされてる?

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北宋の末ごろ、新法党の領袖として一時重きを為した章惇、字・子厚さまが、

罷相過南山寺。

章惇の出身地に近いところです。

暑いころであった。

子厚不為礼、倚欄看雲。

そして、かたわらに侍していた僧に向かって無造作に言った。

夏雲多奇峯、真善比類。

自分たち新法党のことを言っているのでしょう。

「まったくですなあ」

僧は、とぼけた顔で答えた。

「そうそう、夏の雲については、

曾有一詩甚奇。

僧は朗々と歌い出した。

如峯如火復如綿、飛過微陰落檻前。
大地山河乾欲死、不成霖雨漫遮天。

という詩であった。

章惇はコワい顔をして言った、

有譏意。

僧は澄まして言った、

「いや、全然」

子厚黙然。

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明・陳全之「蓬窗日録」巻二より。新法党は悪いやつ多いですからね。まるで〇〇〇みたいにお天道様とおれたちを隔てているのだ。でも目の前で謗ってはいけません。やられるかも知れませんので。

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