瓦枕石榻(瓦の枕、石の榻)(「酔古堂剣掃」)
音楽関係の方と中華食ってアルコール飲んで地下鉄で寝こんで、なんとか帰ってきたら頭が痛いです。

誰かに毒を盛られたのかも。
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瓦枕石榻。
瓦の枕、石の榻。
「榻」(とう。しじ)はチャイナの家具の一つ、長椅子兼ベッドです。
瓦を枕にし、石製のベッドに寝る。
頭痛そうですね。
しかしながら、そんなものでも、
得趣処、下界有仙。
趣を得るところ、下界も仙有り。
雰囲気にぴたりとはまれば、そこには、天上ならぬ下界にも仙人の世界が有ることになる。
木食草衣。
木の食(し)、草の衣。
木を食べ物にし、草を服にする。
これは腹が減りそうだ。
しかしながら、そんな生活でも、
随縁時、西方無仏。
縁に随う時、西方に仏無し。
前世からの御縁だと随順すれば、それからは、十方世界は仏だらけ。
本来ホトケは西方にいるはずなのですが、「西方に仏無し」だともう何処にもいない・・・のではありませんでして、「西方に限らずあらゆる方面にいる」という意味になるようです。
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明・陸紹珩「酔古堂剣掃」巻五より。頭痛いのに今日も体重増。中華美味かった。木や草でも食ってガマンしろ、と自分に言いたくなってまいります。