5月1日 野にも山にも隠者は隠れている・・・かも

偶有之耳(たまたまこれを有するのみ)(「舌華録」)

だからうちは積んであるだけなんです。

おれたち本屋としては、たまたま買ってもらえれば結構、どんどん積んどいて。

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宋の時代のこと、陳元忠というひとが広州の南海県から、

赴省試、過南安。

しかし、

会日暮、投宿野人家、茅茨数椽、竹樹茂密可愛。

この「野人」は単に「田舎者」です。昨日のような超人的な「野人」ではありません。

主翁雖麻衣草履、而挙止談対、宛若士人。

そして、

几案間有文籍散乱。

(隠者かも知れない)

と思って、陳はこころみに訊いてみた、

翁訓子読書乎。

じじいは答えた、

種園為生耳。

亦入城市乎。

十五年不出矣。

(うーん)

そこで、訊いた、

蔵書何用。

じじいは、にやりと笑って言った、

偶有之耳。

試験の帰りにも寄ってみたが、どういうわけかその家を訪ね出すことができなかった。どの家も竹林と屋敷森に囲まれた、よく似た風情の百姓家だったのである。

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明・曹臣編「舌華録」清語第九より。これは、宋代のわたしの家ではありませんか。ちょうどあのあたりに住んでいたからなあ。ずいぶん昔のことですが。
危険なのでみみずを食べるのは止めよう。もちろんヤンバルクイナも。

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