4月7日 無為自然にニヤニヤして暮らす

前呼邪許(前に邪許(やこ)と呼ぶ)(「淮南子」)

「ソーラン」といえば「よさこい」と応えるのは何故であろうか。力が発揮できるのだろうか。

がまんすることに無為にして肥りきたるなり。

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史実なのか寓言なのか知りませんが、戦国の時代、魏の恵王(在位前369~前319)のために、原初的法家の恵施(荘子の友だちのやつです)が「国法」案を作った。

已成而示諸先生。先生皆善之。

そこで、

奏之恵王。恵王甚説之、以示翟煎。

翟煎がどんな人なのか、史料が無いのでよくわかりません。情報が公表されていないのです。

翟煎は言った、

善。

恵王は言った、

善可行乎。

翟煎は言った、

不可。

恵王は言った、

善而不可行、何也。

翟煎は言った、

今夫挙大木者、前呼邪許、後亦応之。此挙重勧力之歌也。

豈無鄭衛激楚之音哉。然而不用者、不若此其宜也。

よくお考えください。

治国有礼、不在文弁。故老子曰、法滋彰、盗賊多。有此之謂也。

「そうか、ではしばらく止めとくか」

とお止めになったのでございました。

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「淮南子」巻十二「道応訓」より。正義の改革を妨げるとは怪しからんやつだ、翟煎の本名をさらせ、職場に電凸だ・・・と、思いますよね。インボイス制度とかマイナカードとかどんどん導入して、不正させなくするといいと思います。正義を断じて行えばいいと思います。だが、この国のどちらかといえば弱いところから取り上げるばかりになってたりすると、盗賊、増えるかもよ。

ちなみに、引用されているのは「老子」第五十七章です。

せっかくの機会なので読んでおきましょう。「淮南子」の翟煎さんとは少しニュアンスが違うかも。

以正治国、以奇用兵、以無事取天下。吾何以知其然哉、以此。

相変わらず変な言い回しをするじじいです。

夫天下多忌諱而民弥貧、人多利器国家滋昏、民多技巧奇物滋起、法令滋彰盗賊多有。

故聖人云、我無為而民自化、我好静而民自正、我無事而民自富、我無欲而民自樸。

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