4月27日 ともだちはみゃくみゃくだけかも

鳥嚶嚶兮(鳥、嚶嚶たり)(「後漢書」)

肝冷斎はどこに行っているのか、はさておき、本日は、昨日出て来た梁鴻の友だちのお話です。

(あか)おれたちは友だちだ、おにぎりも分けて食べるぜ。(あお)そうでちたか。にやにや。

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鴻友人京兆高恢、少好老子、隠於華陰山中。

さて、

鴻東游思恢。

そこで、詩を作った。

鳥嚶嚶兮友之期。念高子兮僕懐思。想念恢兮爰集玆。

しかしながら、

二人遂不復相見。

恢亦高抗、終身不仕。

そうです。

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「後漢書」巻八十三・逸民列伝より。ところで、鳥が「あーあー」と鳴くとなぜ友と約束したときのことになるのか。これは眠くてもガマンして「詩経」を読んでみるとわかります。

「小雅・伐木」にいう、

伐木丁丁、鳥鳴嚶嚶。出自幽谷、遷于喬木。

嚶其鳴矣、求其友声。相彼鳥矣、猶求友声。

矧伊人矣、不求友生。神之聴之、終和且平。

これは周王朝の大会に遠くからやってきてくれた諸侯をねぎらうための歌だった、のだと思われます。

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