4月14日 当然ながら悪そうなやつらが多い

慮至深遠(慮(おもんぱか)ること深遠に至る)(「松窗夢語」)

けしからんやつがいるものです。

当時は悪こそ正義の国柄であったのだ。少しでも気を抜くとサクラの下に埋められる

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我が大明の嘉靖(1522~66)、隆慶(1567~72)からこの方、

諸洲島嶼各相雄長、山城君号令久不行於諸侯。

「山城君」は天皇なのか、室町将軍なのかわかりません。

近伝華人関白平秀吉者、入其国、尚倭王寡宮主、陰竊其位、号令洲島、併国数十。

今已下朝鮮、堕両京、揺八道、走其国王、逃竄於我遼陽辺境、遣統帥名田、浅野、大谷、孫七郎等拠之。

彼らは、

平壌以北、皆高塁堅壁、以抗王師。此其狼心尚未艾也。

倭については、我らが太祖・洪武帝(在位1368~99)が、

因其屢寇、罷宰相胡惟庸、至絶其使、不使通貢市。

洪武帝の見識には今更ながら感心させられる。帝は、倭を締め出したのだ。

為万世慮至深遠也已。

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明・張瀚「松窗夢語」巻三「東倭記」より。だいたい正しい? どこが間違っている?

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