4月10日 大自然も権力者の言うことは聞く

動与天合(動けば天と合す)(「七経類稿」)

「寝るな」といわれれば、居眠りしなくて済むようになるかも。

「ニワトリよりヒヨコが先でぴよ」「ムカデ食って早くでかく
なるでぴよ」

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明の初め頃のこと、

南京国子監将成、太祖乗高望之、曰、似蜈蚣形。

すると、

他日奏監中多蜈蚣、不可居。

「それでは、こうするがよい」

遂命左首山喚為鶏鳴山。以鶏必能食蜈蚣也。已而果無。

しばらくすると、監内にムカデはいなくなった。

また、あるとき、

命劉三吾図所居山水来看図上。

画をみながら、

太祖笑曰、山上何用許多突兀、倶以筆沫之無何。

驚いたことに、

其山一夕為雷所震、突兀処悉平。

また、

嘗使毛老人為後湖土地、至今無鼠益。

つまり、

創業之聖君動与天合也。

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明・郎瑛「七修類稿」より。本に書いてあるんだから本当のことだとしか考えられません。いつか現代にもこのような聖人が出現して、現実世界なんかぶっ壊してユートピアを創ってくださるに違いない・・・のですが、明日はまだ平日なので明日も会社に行かなければならない。

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