3月30日 去年の今日は何をしていたか

倐如流電驚(倐として流電の驚かすが如し)(「陶淵明集」)

どんどん残り少なくなってきましたよ。

体重が重いほど時間は速く過ぎるのだよ。

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道喪向千載、人人惜其情。

今は、さらに1700年ぐらい経ってます。

有酒不肯飲、但顧世間名。

しかしながら、

所以貴我身、豈不在一生。

そして、

一生復能幾、倐如流電驚

これは名句ですね。

それなのに、

鼎鼎百年内、持此欲何成。

「鼎鼎」というのはおそらくオノマトペなのですが、どういう感じなのであろうか。

もとは「礼記」檀弓上篇に出るコトバです。

喪事欲其縦縦爾、吉事欲其折折爾。故喪事雖遽不陵節、吉事雖止不怠。故騒騒爾則野、鼎鼎爾則小人、君子蓋猶猶爾。

「集説」にいう、「鼎鼎」「太舒」(はなはだ舒=ぐずぐずして進まない)である、と。

もとの詩に戻ります。

まったくだ。しかし・・・。

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晋・陶淵明「飲酒」其三。球遊び見て時間潰している場合じゃないぞ・・・とはいえ、では何をすればいいのか?さえわからぬ我が生である。

である。今日のところは。

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