3月12日 汚れた胃腸に毎日どろどろ入れる

汚腸穢胃(汚腸穢胃)(「不下帯編」)

今日もどろどろの油食った。

牛乳飲んできれいにするモー。

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どろどろは美味いんだからしようがないですよね。

さて、五代の後唐・後晋・後漢・後周に仕えて太子少保になった王仁裕は天文や音楽にも詳しく、「開元天宝遺事」などを書いた文人ですが、

自幼不知書、年二十五始就学。

そのうち、

嘗夢人刮其腸胃、以西江水滌之、顧見江中沙石皆為篆籀之文。由是文思大進、乃集其所作詩号西江集。

これは「旧五代史」周書巻十五に記すところである。

そこで、わたくし思いますに、

凡人吐詞悪劣、皆由汚腸穢胃所致。安得尽滌以西江之水。

南北朝時代の僧・仏図澄(ぶっと・ちょう)は、

嘗至流水厠、従腹旁孔取出五臓六腑、洗之。洗訖還内腹中。

可見成仏亦須洗其腑臓。況文人乎。

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清・金埴「不下帯編」巻四より。わたしもきれいにしてみたいんですが、来る日も来る日も汚れた油や穢れたどろどろばかり食っているので、なかなか洗滌されません。ああ、どうすればいいのだ!

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