2月7日 だんだん暖かくなるそうです

為有道者(有道者為(な)らん)(「山谷題跋」)

寒くて、かつ暖房が弱いので、長いのを紹介してられないんです。そこで、今日は黄山谷先生の印象的な短文を。
立冬以来約3か月間がんばってきましたが、そろそろ体力尽きてきたので明日は起きられないかも。

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北宋のころのことですが、

陳留市上有刀鑷民。

「刀鑷」(とうじょう)は刀で顔を剃り、鑷(毛抜き)で毛を抜く理容業。「顔剃り」と訳しておきます。

年四十余、無室家子姓、惟一女、年七八歳矣。

日以刀鑷所得銭与女子酔飽、酔則簪花、吹長笛、肩女而帰。

無一朝之憂、而有終身之楽。

ああ。

疑以為有道者也。

さて、どうなのでしょうか。

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宋・黄庭堅「山谷題跋」巻六より。突然死したらどうするんだとか子どもの将来はとか、そういうのは「一朝の憂い」の一種なんだと思いますよ。女の子はピノコかも知れませんし。

ああ、わたしも明日の朝行かなくてよければ「一朝の憂い」が無いのだが。

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