2月18日 社内の雰囲気が変わるといいのですが

朝居厳乎(朝居、厳なるか)(「説苑」)

朝から厳しいのは困りますね。この寒いのに。

おれは緩みに緩んでいるのでわん。利益出れば雰囲気変わるわん。

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春秋の時代、斉の賢者・晏嬰が斉の景公に申し上げた。

朝居厳乎。

「え?」

公はちょっと意表を突かれたみたいで、驚いて言った、

朝居厳、則曷害於治国家。

「ありませんよね、ふふん」
と続けていえるといいのですが、そこまでは言えなかった。

晏先生は答えて言った、

朝居厳則下無言、下無言則上無聞矣。下無言則謂之喑。上無聞則謂之聾。聾喑則非害治国家如何也。

「言える」
と言えればいいのですが、そうも言えなかったみたいで、

「うーん。厳しい方がいいかと思ったが、それもダメなのか。でもそんなことでしゃべらなくなるやつなんかごく一部やで。大概のやつらは厳格でもしゃべるやろ」

「いやいや」

晏嬰先生は言った、

合菽粟之微以満倉廩、合疏縷之緯以成帷幕。太山之高非一石也。累卑然後高也。

夫治天下者非用一士之言也。固有受而不用、悪有距而不入者哉。

「はい、わかりました」

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漢・劉向「説苑」巻九「正諫篇」より。この篇は効果的な諫言を集めた章です。働き方改革で、朝はだらけてた方がいいんです。管理よりも運営するでわん、と、誰か諫言してやってください。

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