2月17日 緊張感がないとどんどん緩んでくる 

性遅緩(性、遅緩なり)(「古今譚概」)

今日は北海道の知人が来たので、会食。気の利いた会話などできないので、一人でどんどん食べてしまう。普段はガマンしているのに、今日は緊張感がゆるんでしまって食べすぎてしまいました。

ある程度の緊張感がないと心身ともにゆるんでしまうんである。だがあんまり締め付けると機能が低下してダメになったりベルトが切れたりするのだ。

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唐の李文礼は、

性遅緩。

頭のねじがゆるんでいる、というタイプです。

時為揚州司馬、有吏自京還、得長吏家書。

その手紙には、

姉亡。

と書いてあった。

李倉卒聞之、便大慟。

吏曰、是長史姉。

「ふむ」

李徐悟曰、我無姉。向亦怪道。

以上。

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明・馮夢龍編「古今譚概」巻三より。くだらん。だが、漢文を読むということは、こんなくだらん話の中に、一片のきらめくような物語が無いか、探していかねばならないということなのである。

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