2月13日 こういうのに生きがい感じる

反在主上(反って主の上に在り)(「土風録」)

こんなこと勉強してたら人生ムダにする、というお手本みたいな勉強をしてみます。

こんなの勉強してるおまえ、バカだな。

・・・・・・・・・・・・・・・

清の時代のことですが、

詆僕隷曰鼻頭。鼻訛作別音。

「べっとう」という感じですね。

余なんとかさんの作った字書(「余氏弁林」)を見ると、

当是胡語、契丹罵漢児作十里鼻、猶言奴僕也。

どうやら唐宋の時代から、「鼻」という侮蔑用語はあったらしい。

或云粧門面。

或云豬鼻。善掘地、取生事之義。

だが、

皆臆説。

わたしの考えでは、「復社起略」という本に、次のような説明があるのが恐らく妥当である。

張南郭採以八字頭像人鼻孔、悪之。

彼の考えでは、鼻はそんな立派なものではない、というのである。

是時奴僕横行、人以為反在主上。呉中読嘴如主音、因借鼻以号奴、故悪之、云云。

・・・とかなんとか。

もしそうだとすると、

然則鼻頭之説、自是吾俗方言、非匈奴十里鼻之謂。

わたしはブタの鼻説に心惹かれますが。なお、本題とは外れますが、いつの間にか「契丹」=「匈奴」になっています。かなり違うのに・・・。本題でも無いし、まあいいか。

・・・・・・・・・・・・・・

清・顧張思「土風録」巻八より。なるほどなあ、すっきりした。おもしろかったし、タメになったし、明日からも生きていく励みになったなあ・・・ え? みなさんはこういうのはおもしろくない? でもタメにはなりましたよね。え? タメにならない? でも、ツラい人生を乗り越えていく糧には・・・それにもならない!? 

おいらの鼻で何かを掘り出してやるでぶー。

また訪問してくれてる人が増えてるなあ・・・。

ホームへ
日録目次へ