12月9日 答えにくいことなんでしょうね

高枕石頭眠(枕を高くして石頭に眠る)(「唐詩選」)

石頭のやつは眠りやすいであろう。

夏になるとこんなやつらが現われるぞ。

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みなさんは今日も寒いところで暮らしているんですかな?

偶来松樹下、高枕石頭眠。

「石頭」は「石そのもの」で、「頭」は突き出しているものを意味する接尾辞ですから、「いしあたま」ではありません!

いつも枕を持って歩いているのでなければ、頭の当たるところが高くなっていて眠りやすかったんでしょう。

―――おまえさんはたいへんな年寄のようじゃが、年はいくつかな?

山中無暦日、寒尽不知年。

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「唐詩選」巻六より太上隠者「答人」(人に答う)。質問に対して少しずれた回答になっているので、大臣の国会答弁みたいになってて味わい深いです。

わたしももう太上隠者の弟子にしてもらったので、大唐帝国の正朔も奉じずに山中で暮らしています。今日は暑かった。もう夏かなあ。正月休みはまだですかのう。

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