12月12日 腹も満ち足りてはいますが

満巻才子詩(巻には満つ才子の詩)(「寒山詩」)

今晩はお好み焼き食べてきました。久しぶりで飲み会。

満ち足りているなら、おれたちにも寄こせ! とおそろしい妖怪軍団がやってくるカモ。

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満巻才子詩、溢壺聖人酒。

富貴を目指す人はともかく、わたしなどにはたいへん満ち足りた状況です。

満足しながら、

行愛観牛犢、坐不離左右。

「子牛」は悟りにつながる叡智かなんかの譬喩だと思います。知らんけど。

そうこうしているうち、夜になった。

霜露入茅檐、月華明瓮牖。

「瓮牖」(おうよう)は、甕の口のふちを壁にはめこんで窓にしたもの、でみすぼらしい家の形容です。

貧しい生活であるが、何かに束縛されることはない。

此時吸両瓯、吟詩三両首。

ここに真の自由の境遇があるのではないか。

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「寒山集」より。わたしも、そこにあると思いますよ。ただ、今日はお好み焼きと焼酎で腹苦しく頭痛いので、自由の境遇は明日また味わうことにいたします。

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