12月調査報告(近代美術館)

12月1日(金)

竹橋の近代美術館で棟方志功展を見てきま・・・いや、遠くにあって念写しました。まじめに出勤してましたからね。
棟方志功については、ずっと、貧しい東北の農民で文字さえ読めず、上京して独学で版画を学び・・・というような背景だと思ってたのですが、まったく期待外れ。ふつうの人で、しかもちゃんと家庭まであったのです。世界的芸術家で家庭があるとかどういうことか!とちょっと衝撃受けました。

念写日和でしたね。

写真がんがん撮っていいらしいんで撮らせてもらいます。キリスト十二弟子ですね。右端の赤いのはキリスト像。

人の姿が抽象芸術みたいでおもしろいではありませんか。こちらは代表作というべき「シャカ十大弟子」です。

色付き版画もあります。初期は川上澄雄のエピゴーネンをやっていたことも判明しました。

通常展の方にも回ります。

いつ来ても戦時精神昂揚画はすごい!製作費も取材費も惜しみなかったのでしょう。
今回出てたのは藤田嗣治のなんたら飛行場焼き討ちの図。中国大陸の昭和14年ぐらいだと思います。

上の絵のコクピット部分。この航空兵らの溌剌を見よ。

本日はここまでです。

うっしっしー。ぼいんちゃん。この内容・画質などをみれば執念だか妄執だかの「念写」であることは明らかである。

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