11月9日 メンマ(シナチク)も美味い

筍不抽得(筍を抽き得ず)(「伝習録」)

大腸ポリープ取ってもらってきました。二年に一回取ってもらってますが、また生えてきてました。タケノコのように旺盛な生命力です。タケノコ食いたくなってきました。来年が待ち遠しいなあ。来年のタケノコを、また元気に食べられるであろうか。

おいらの方が栄養価高いよ!

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明の時代です。

質問します。

良知一而已。文王作彖、周公繋爻、孔子参易。何以各自看理不同。

「良知」の解説はめんどくさいので、とりえあず「ほんとの知恵」と訳しておきます。

先生はおっしゃった。

聖人何能拘得死格。大要出於良知同、便各為説何害。

そして、窓の外を示しながら、言った、

且如一園竹、只要同此枝節、便是大同。若拘定枝枝節節、都要高下大小一様、便非造化妙手矣。

次に質問者(黄勉斎)の方に向き直り、黄勉斎を「どーーーーーん」と指さして、

汝輩只要去培養良知。良知同、更不妨有異処。

「はあ」

汝輩若不肯用功、連筍也不曾抽得。何処去論枝節。

タケノコの根っこは繋がってますからね。

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明・王陽明+その弟子「伝習録」下より。陽明先生は、タケノコが気になってしようがなかったんだと思います。あの味、あの食感、しかもカロリーは低。ワンダフルじゃ!みたいな感じ。

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