1月7日 被災地が寒くなってきているそうですが

言不合理(言、理に合わず)(「土風録」)

ぶりぶりいきますよ。

洩らさずに長生きできるかな。

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現代(清の時代です)、

罵人言不合理、曰洩気。

「空気洩らし」とは何であろうか。

宋の時代に、邵篪という人がいたが、

以上殿洩気、出知東平。邵高鼻鬈髯、社人目為洩気獅子。

「空気洩らし」をすると左遷されます。

元の文人画家・倪雲林は、

令童子担水、以後者洗足。曰、恐其洩気致穢。

「空気洩らし」をすると後ろの水が汚れるようです。

明の魏校が編んだ字書「六書精蘊」を開くと、

子在母胎、諸気尚閉、惟臍内気、囱為通気。既生則竅開、口鼻内気、尾閭為之洩気。

と書いてあります。

おそらく、もともと「空気洩らし」は、

是即罵人放屁之意。

「屁」が「ぷぴー」とか「ぶり」とかコトバとして意味を成さない音であるので、理に合わない言葉を言うことを「屁をこく」(空気を洩らす)というようになったのだと推測される。

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清・顧張思「土風録」巻八より。勉強になりました。

「自己責任」「グローバリズム」「九条」「聴く力」などなど、意味の無さそうなコトバはたくさんありますが、屁でも放っているのとどちらがマシなのであろうか。

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