1月28日 最近一段と深く居眠りするようになった

形貌加瘠(形貌瘠を加う)(「何氏語林」)

なかなか痩せることはないです。

パンが無いならお菓子を食べればいいじゃないと言う人もいるが、わたしどもはカスミを食べても体重を維持できるのです。普通に食べるだけで増えて来るのです。
クリスマスイブも「ひとりカスミ」だ。最高だ。

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元・成宗の大徳年間(1297~1307)のこと、

熒惑入南斗。

夜空を仰いでいた許白雲先生は、「うう」と呻いて弟子たちに言った。

災在呉楚。

と。

その日から、

竊深憂之。

人に言い触らすと「人心を危うくする怪しからんやつじゃ」と当局(当時はモンゴル軍)にやられてしまいます。

ちなみに、白雲先生・許譙、字は益之、浙江・金華のひと、

数歳而孤、稍長肆力於学。受業金履祥之門、延祐初、居東陽、学者翕然従之。

宋末・元初の名高い金仁山先生の弟子ですから、ばりばりの朱子学者です。
遠きは北京や山東から、近きは揚州や湖北から、

皆不憚百舎、来受業焉。

このころ、

学者以其身之安否、為斯道之隆替。

という大儒です(「元史」本伝による)。ただし、大徳年間はまだそこまでは有名でなかったと思います。

閑話休題。

是歳果大祲、白雲形貌加瘠。

ある人が訊いた、

先生豈食不足耶。

先生は言った、

今、公私匱竭、道殣相望。吾豈能独飽。

遂に翌年の収穫まで、やせ細ったままであった。

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明・何良俊「何氏語林」巻三より。わたしも、値上げがひどいので、「腹いっぱい食っていられるか」みたいなノリで体重減るかも、と思うのですが、不況とか大災害というわけでもないので腹いっぱい食ってしまっています。
それはそうとして、八潮のトラックは何故持ち上げられないのか。気になる。

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