1月22日 なくなる前はあったのか

復沈水底(また水底に沈みぬ)(「東軒述異記」)

ああ、また何もやる気がなくなってきました。やる気の出そうな話でも聞きたいものだ。

そろそろゲームオーバーかも・・・。

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こんなお話は如何でしょうか。

清の時代のことでございますが、江西・分宜県から10~20里(5~10キロぐらい)離れたところに臨江山という山がありました。

その山の長江側の岩壁に、

有一大石似碑、長可二丈、濶可七尺、就山石鑿成、上下四方皆山石也。

この碑(みたいな石)には、何か書いてあります。

上有楷書四行、毎行八字、筆画模糊、不能尽読。

楷書が読めない、ということは無いですから、漢字ではない文字なのかも知れません。

相伝碑下江中有仙人遺下金船七隻。満載金宝、沈此水底、此碑乃仙人遺筆也。

というのである。

そして、

如有能尽読碑字、則七船浮露以贈。

のではないかと言われ出した。

うそだと思ってはいけません。

曾有異人読至三十字。

山々は低く山鳴りをはじめ、江の浪は騒ぎ・・・、そして、見よ。

七船帆檣尽露。

しかしながら、

因二字不能読、復沈水底。

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清・東軒主人「述異記」下より。全部読み切れなくて正解だったと思います。もしも読み切れてたら、

と大爆発などが用意されていたのでは。

個人的にはいい話でした。よし、やる気が出て・・・。

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